【Dead by Daylight】キラー(殺人鬼)12種類を全て紹介
Dead by Daylightでは、キラー(殺人鬼)の数が増えて、全12種類になりました(2018年8月現在)。初心者の方にとっては、対戦したことのないキラーの能力が分かりにくいと思います。ゲームに慣れてきた方でも、あまり会わないキラーはわかりにくいですよね。
そこで、今回の記事では、12種類全てのキラーを登場順に紹介してみたいと思います。キラーの能力や基本的な対策も紹介しますので、キラーを使ったり、対戦するときの参考になれば幸いです。
1. トラッパー(Trapper)
トラッパーは、最初から使える初期キラー3人のうちの1人です。Dead by Daylightのパッケージなどにも描かれているのもトラッパーで、キラーの主人公的な位置付けのキラーになります。
能力はトラバサミで、サバイバー(生存者)を罠にかけることです。まさに、ホラー映画のようですね。自力で罠から抜けるのは難しいため、すぐ味方が助けてくれないと、そのままフックにお持ち帰りされてしまうことが多いです。
トラバサミは窓や板の場所に仕掛けられていることが多いですが、草むらに仕掛けてあると、見えにくいので注意してください。窓を挟んで2つのトラバサミが仕掛けられていることも多いです。罠が非常に危険なので、ゲーム序盤から積極的にチェイスに持ち込んでしまうのも有効です(罠を仕掛ける時間を与えない)。
そして、大事なことですが・・・仕掛けられた罠があれば解除してください!
2. レイス(Wraith)
レイスも、最初から使える初期キラー3人のうちの1人です。
能力は、透明化です。一時的に姿を消して、透明になることができます。透明になっている間は、移動速度が少し早く、姿がほとんど見えず(うっすらとモヤがかかって見える)、心音も鳴らないため、どこにいるのかわかりにくい神出鬼没のキラーです。
ただし、透明になっている間は攻撃ができず、透明化を解除するときには動きが遅くなるのが欠点です。そのため、透明化を解除している間に、走って逃げればかなりの距離を離すことができます。ステルス性能は高いけども、チェイス能力は低い、それがレイスです。初心者のうちは、強敵に感じますが、ゲームに慣れてくると、出会うと安心する、ちょっぴり弱めのキラーです。
3. ヒルビリー(Hillbilly)
ヒルビリーも、最初から使える初期キラー3人のうちの1人です。
能力のチェンソーは、非常に速い移動力と一撃でサバイバーをダウンできる攻撃力を兼ね備えています。そのため、ヒルビリーは最強キラーの一角だと考えられている強キラーです。
しかし、実際には、チェンソー攻撃を当てるのはそれなりに難しく、必ず当たるわけではありません。基本的には、板を使ってチェイス時間を稼いだり、接近されたら急旋回したり、ヒルビリーにまとわりつくように動きましょう。チェンソーを結構外してくれますよ。
また、チェンソーの音は大きいので、ヒルビリーがチェイスしているのかどうかも分かりやすいです。そのため、チェイスしていないサバイバーは積極的に発電機を直して、ゲーム展開を早めることも重要です。
4. ナース(Nurse)
ナースは、アップデートで最初に追加されたキラー(2016年8月18日)で、誰でも使うことができます。
能力はぶっ飛んでいて、一定範囲内に瞬間移動(ブリンク; Blink)して攻撃することができます。そのため、遠くに離れていても一気に距離を詰められて攻撃されたり、窓や板で攻撃をよけられなかったりします。そのため、多くのプレイヤーからは最強キラーだと考えられている、恐怖の存在です。
その代わり、ナースは使いにくさもぶっ飛んでいます。瞬間移動(ブリンク)がそもそも使いにくいですし、ブリンク後のスタン中にサバイバーを見失いやすいです。他のキラーの難しさが「前転」なら、ナースは「バク宙(後方宙返り)」ぐらいには難しいです。そのため、一部の上級者ナース以外は、それほど怖い存在はありません・・・というよりも最弱キラーになります。
また、ナースは瞬間移動できる代わりに、移動速度が遅い欠点があります。そのため、ナース相手にはかくれんぼが非常によく効きます。チェイス中の対策はとにかく視界を切ることです。壁が多い場所やトウモロコシ畑に逃げ込んで視界を切れば、逃げ切れることも多いので、試してみてください。
5. シェイプ(Shape; マイケル・マイヤーズ; ブギーマン)
シェイプは、2番目に追加されたキラーで、1人目の有料キラーになります(2016年10月26日発売)。初めての映画とのコラボキラーでもあります(映画『ハロウィン』)。使うためには、DLCを別途購入する必要があります。
ゲーム名は「シェイプ」ですが、オリジナル元の「マイケル」の名前で呼ばれることが多いです。「お兄さん」「お兄ちゃん」とも呼ばれます。
シェイプは、サバイバーを見つめる(Stalk; ストークする)ことで性能を上げることができる成長型の能力を持ったキラーです。レベル1の時は、心音がほとんどしない(半径6m)代わりに足がとても遅い(毎秒4.2m)ですが、レベル3になると、サバイバーを一撃でダウンできる恐怖の存在になります。
レベルごとの能力の変化
レベル | 足の速さ | 心音範囲 |
---|---|---|
1 | 遅い(毎秒4.2m) | とても狭い(6m) |
2 | 普通(毎秒4.6m) | 狭い(16m) |
3 | 普通(毎秒4.6m) | 普通(32ページm) |
※レベル3では、サバイバーを一撃でダウンでき、窓の乗り越え速度も速くなります。攻撃範囲も少しだけ広いです。60秒経つと、レベル2に戻ります。 ※サバイバーの移動速度は毎秒4mです。 |
シェイプの対策は、とにかくレベル1で時間を稼ぐことです。レベル1では、足が遅いため、シェイプの居場所が分かれば脅威ではありません。大きめの障害物の周りでチェイスして、レベル2にレベルアップさせないようにしましょう。レベル3になったら・・・できるだけ見つからないようにしてください。チェイスになったら、板や窓を使って頑張ってください。攻撃が当たる前にレベル2に戻ってくれることを祈りましょう。
6. ハグ(Hag)
ハグは、2人目の有料キラーです(2016年12月8日発売)。Steam版で使うためには、DLCを購入するか、シャードをためてゲーム内からアンロックする必要があります。PS4版では最初から使えます。
ハグの能力は、地面に描いた魔法陣にテレポートできることです。トラッパーのように、マップにある罠を集める必要がなく、10個まで魔法陣を描くことができます(11個目を描くと1個目が消えます)。
ただし、テレポートし放題・・・なわけではなく、次の条件があります。
- サバイバーが近くを歩くか走ると魔法陣が発動
- 魔法陣が発動すると、ハグの幻影が飛び出る
- 発動した魔法陣の40m以内にハグがいるとテレポート可能
- 発動してから数秒で幻影が消失し、テレポート不可になる
そのため、遠くの魔法陣が発動してもテレポートできませんし、パーク『都会の逃走術(Urban Evasion)』などでしゃがまれてしまうと、魔法陣は発動しません。キャンプするには非常に強いのですが、ハグ自体の足が遅い(毎秒4.4m、他のキラーは4.6m)ので、1人目のチェイスには時間がかかる傾向があります。
対策としては、「フックからの救助は、必ずしゃがんで近づいてからする」「チェイス中以外のサバイバーは、走って発電機や板の周りの魔法陣をガンガン発動させておく」というのが有効です。また、ハグのキャンプ・トンネル能力はトップクラスなので、パーク『都会の逃走術(Urban Evasion)』がない場合は、救助が難しいことは覚えておいてください(助けに行って犠牲者が増えることが多い)
7. ドクター(Doctor)
ドクターは3人目の有料キラーです(2017年5月11日発売)。Steam版で使うためには、DLCを購入するか、シャードをためてゲーム内からアンロックする必要があります。PS4版では最初から使えます。
ドクターの能力は、処罰モード(Punishment mode)と治療モード(Treatment mode)を切り替えられることです。処罰モードでは、普通に攻撃するだけです。治療モードでは、攻撃できない代わりに、サバイバーの精神にダメージを与えて発狂させることができます。電撃を当てると、精神へのダメージも大きいですし、2.5秒間は窓や板の乗り越え等のアクションができなくなります。
サバイバーは精神にダメージを受けると、狂気レベルが上がっていきます。狂気レベルが3になると、発電機の修理などができなくなり、一定時間ごとに大声で叫ぶようになります。狂気レベルを下げるためには、その場でうずくまってスキルチェックを成功させ続ける必要があります。
ドクターは能力の特性上、発電機の修理妨害(遅延)に非常に優れています。そのため、最大の対策は、誰かがチェイスしている間に、マップ中央に近い発電機をすべて直してしまうことです。ドクターが発電機の場所を固めて3点防衛したら・・・4人無事でないと、修理は、ほぼ無理です。
ドクターの狂気に打ち勝って、発電機にかじりつけるチームだけがドクターから逃げることができます。
8. ハントレス(Huntress)
ハントレスは、2人目の無料追加キラーです(2017年7月27日)。
ハントレスは、ゲーム中唯一、遠距離攻撃可能なキラーです(普通に殴ることもできます)。手斧(Hatchet; ハチェット)を投げて、サバイバーにダメージを与えることができます。手斧は5本までもつことができ、ロッカーを開ければ補充することができます。
手斧は遠距離攻撃ですが、飛ぶ速度が少し遅めで、放物線を描いて飛ぶため、遠くのサバイバーを攻撃するのは結構難しいです。ただし、手斧のクールタイムは、通常攻撃よりも短いため、手斧を投げる→通常攻撃の連続攻撃が決まりやすいことは覚えておいてください。また、遠距離攻撃のため、窓や板でのチェイスに強いのも特徴です。
ハントレスの欠点は、足が遅く(毎秒4.4m。通常のキラーは4.6m)、鼻歌が45mと遠くまで聞こえてしまうことです。そのため、ハントレス相手には、かくれんぼが非常に有効です。鼻歌が聞こえてからしっかり隠れれば、なかなか見つかりません。チェイスでは、背の高い障害物に囲まれた板でのチェイスで時間を稼ぐことが主な対策になります(手斧が当たらず、足が遅いのでチェイス時間も長い)。
9. カニバル(Cannibal; レザーフェイス; ババ・ソーヤー)
カニバルは、6番目に追加されたキラーで、有料キラーとしては4人目になります(2017年9月14日発売)。映画とのコラボキラーとしては2人目です(映画『悪魔のいけにえ』)。使うためには、DLCを別途購入する必要があります。
カニバルは、ヒルビリーと同じようにチェンソー攻撃をするキラーですが、チェンソーダッシュができない代わりに、チェンソーをとても当てやすくなっています。いつでもチェンソーのキャンセルができますし、チェンソーは7回連続で攻撃するので、急旋回されてもほぼ確実に当てることができます。接近戦なら最強です。
チェンソー攻撃を当てやすいので、プレイングの難易度が低く、レイスと並んで初心者にオススメのキラーです。また、キラーの一番オススメのパーク『バーベキュー&チリ(Barbecue & Chilli)』を持っているので、キラーを使うなら育成の優先度はかなり高いです。
対策としては、接近されないこと。これだけです。板や窓がない場所で、近づかれたら終わりだと思ってください。追われていることが分かったら、とにかくダッシュで逃げてください。また、フック救助中にチェンソー攻撃を受けると、まとめて全滅するので、カニバルが近くにいるときには絶対に救助してはいけません。地下フックに吊るされているときは、パークの『狡猾(Insidious)』で心音を消している可能性があるので、細心の注意を払って救助してください。
10. ナイトメア(Nightmare; フレディ・クルーガー)
ナイトメアは、3人目の映画コラボキラー(映画『エルム街の悪夢』)で、有料キラーとしては、5人目になります(2017年10月26日発売)。有料コラボキラーのため、使うためには、DLCを別途購入する必要があります。
ナイトメアは、サバイバーを夢の中に引きずり込んで戦うキラーです。夢の外では、ナイトメアの姿を見ることができず、心音も鳴りません。その代わり、ナイトメアが24m以内にいると、子守歌が聞こえてきます。
夢の中に入ると、心音が鳴るようになり、発電機の修理速度と回復速度が半分になります。また、ナイトメアの心音範囲外にいると、姿を見られてしまうので、逃げ切ることは困難です。夢から出る条件は次の5つしかありません。
- スキルチェックに失敗する(味方の治療失敗では、治療を受けているほうが夢から覚める)
- 夢の外にいる味方に起こしてもらう
- フックに吊るされる
- ダウン状態から起き上がる
- パーク『アドレナリン(Adrenaline)』が発動する
ナイトメアの対策は、夢に落ちたサバイバーがなるべく長いチェイスをすることです。一番まずいのは、複数人が夢落ちしてしまうことなので、1人でナイトメアを引き受ける状況を作ることが重要です。幸い、夢に落ちるまでには7秒もかかるため、1人をチェイスしているだけのナイトメアは、とても弱いです。
ナイトメアは夢の中のサバイバーしか攻撃できない(しかも夢に入れるのが時間がかかる)、という欠点があるため、最弱キラーだと認識されています。ただし、上位ランクでは、この欠点解消のためにアドオン『クラス写真(Class Photo)』が使われることが多くなります。クラス写真があると、別格の強さになりますので注意が必要です(注意しても、どうにもならない強さですが・・・)。
11. ピッグ(Pig; アマンダ・ヤング)
ピッグは、4人目の映画コラボキラー(映画『SAW』)で、有料キラーとしては、6人目になります(2018年1月23日発売)。有料コラボキラーのため、使うためには、DLCを別途購入する必要があります。
ピッグはダウンさせたサバイバーに逆トラバサミ(Reverse Bear Trap)をつけることができます。逆トラバサミは、次のような面白い特徴を持っています。
- 発電機の修理が終わるとカウント開始
- 全ての発電機の修理が終わっていてもカウント開始
- カウント開始から2分30秒経つと即死
- 付けたまま、ゲートをくぐると即死
- ハッチを使えば安全に脱出可能
- チェイス中・ダウン中・フック中はカウント停止
- 正解のジグソウボックスから鍵を見つけて解除できる
これらの特徴のため、逆トラバサミをつけられた仲間がいるときは発電機の修理を止めたほうがいい・・・と考えると失敗です。味方に逆トラバサミがつけられていても、基本的には、発電機の修理は進めてください。逆トラバサミで発電機の修理が遅れれば、ピッグの思う壺です。例外として、2人以上に逆トラバサミがついているときは、状況を見て修理を完了するかどうか判断してください。
また、ピッグはサバイバーのようにしゃがむことができます。しゃがむと移動速度が遅くなる(サバイバーより遅い)かわりに、心音がしなくなるので、注意してください。しゃがんでいると、クローデット(黒人女性)が近づいてきているように見えます(本当です)。しゃがみ中に攻撃ボタンを押すと、ダッシュしながら攻撃できます(奇襲攻撃)。リーチが短いので、あまり当たりませんが・・・
12. クラウン(Clown)
クラウンは、7人目の有料キラーです(2018年6月12日発売)。使うためには、DLCを購入するか、シャードをためてゲーム内からアンロックする必要があります。
クラウンの能力はガス(毒)瓶です。ガスの効果を受けたサバイバーは、一時的に足が遅くなり、視界がゆがみます。
そのため、どんなに上手いサバイバーでも、クラウン相手のチェイス時間は短くなります。クランの対策は主に3つあります。1つ目は、クラウンは音がうるさく(瓶の音、窓乗り越えの音、板を壊す音など)ステルス性が低いので、なるべく接近される前に距離を取ることです。2つ目は、ガス瓶はゆっくり飛ぶので、避けられるときは避けることです。ただし、進路を誘導するようにガスを投げてくるクラウンもいるので、その場合は、ガスをよけないほうがいいこともあります。
3つ目は、チェイスで追いつかれたときに、倒した板でなるべく時間を稼ぐことです。ガスの効果があるため、窓や板を使ったグルグルチェイスは、それほど効果的ではありません(グルグルできずに追いつかれる)。ですが、倒した板の上を滑る速度は遅くならないので、クラウンの姿をよく見て、板の上を滑る、というのを繰り返せば、クラウンが板を壊すまでの時間を稼ぐことができます。