【Dead by Daylight】殺人鬼ランク1になるための13のヒント
2016/10/11
殺人鬼ランク1になりましたので、殺人鬼ランク1を目指す方への13のヒントを紹介したいと思います。
殺人鬼はテクニックよりも知識が重要
生存者でランクを上げていくためにはテクニックが重要ですが、殺人鬼ではそれほどテクニックを必要としません。Twitchのトッププレイヤーのように超反応できたり、普通見落とすような生存者を見つけられなくても殺人鬼ランク1にはたどり着けます。殺人鬼は絶対に死なないですし、無限ループ以外では必ず生存者に追いつけるので、テクニックの重要性はそれほど高くはありません。殺人鬼に重要なのは、テクニックよりも「知識」です。
今回はテクニックがなくても勝てるようになる「知識」を紹介したいと思います。私自身、FPSやTPSなどのアクション要素は得意ではないので、ほとんどテクニックなしにランク1になったようなものです。
さあ、一緒に殺人鬼ランク1を目指しましょう!
1.モニタを明るく調整する
まず最初にモニタを明るくして生存者を見つけやすくしましょう。
Dead by Daylightのゲーム画面は非常に暗くて雰囲気は素晴らしいのですが、暗すぎて見にくいです。特に殺人鬼でプレイしていると生存者を見落としやすいので画面を明るくすることは、ほぼ必須要素と言えます。
グラフィックボードにGeForceシリーズを使っている方はNVIDIAコントロールパネルでの変更が簡単です(デスクトップを右クリックすると出てきます)。ガンマ値をデフォルトの1.00から1.3~1.6ぐらいまで上げると画面がとても見やすくなり、生存者探しがはかどります。明るさを上げてしまうと画面が白飛びして見にくいため、ガンマ値での調整がオススメです。
2.ランクアップの仕組みを知る
まずはランクアップの仕組みを知りましょう。Dead by DaylightではBloodpointによるランクアップシステムを採用しています。そのため、ランク1を目指すには1ゲームあたりの獲得Bloodpointを多くしていくことが重要になります。
獲得Bloodpoint | ランクポイント(Pip) |
---|---|
0~6,999 | -1 |
7,000~9,999 | ±0 |
10,000~19,999 | +1 |
20,000 | +2 |
たくさんの生存者を殺した方が勝った気がしますし、気分もよいですが、ランクアップに必要なのは生存者を多く殺すことではなくBloodpointをたくさん稼ぐことです。3人殺してランクが上がらないよりも、1人も殺せなくてもランクが上がる方がよいのです。ホラーゲームとして矛盾している気もしますが、そういうゲームなのでBloodpointをたくさん稼げるプレイを心がける必要があります。
Bloodpointの細かい仕様は英語版Wikiを見てもらうとして、生存者を何度も攻撃したり吊ったりするとBloodpointを稼ぎやすいです。生存者を何度も追いかけて攻撃していれば、1人も殺せなくてもBloodpointが10,000に届くこともありますし、1人殺せれば大体10,000を超えます。肉フックに吊るした生存者の目の前でガン待ちする「絶対殺すマン」プレイはやめましょう。4人殺さないと10,000ポイントに届きにくいので、ほとんどランクが上がらなくなります。
そのため、ランクアップを目指すならば生存者を多く殺すよりも何度も攻撃することを目標にしてください(もちろん殺せるときには殺しましょう)。肉フックに吊るした生存者が逃げてしまってもオッケーです。もう一度倒して吊るせばいいのですから。むしろ、最初に吊るした生存者は上手くないことが多いので、逃げられてもあとで吊るせます。
救われた方が逃げてしまっても、救った方を代わりに吊るせればポイント的にはウマウマです。救出させてから、救った方と救われた方の両方を攻撃してポイントを稼ぐぐらいの気持ちでプレイすることが重要です。
3.殺人鬼を1人に絞ってレベルを上げる
Dead by Daylightはキャラクターごとにレベルアップさせてパークを獲得していくシステムです。パークのない殺人鬼よりも優秀なパークをいくつも持った殺人鬼のほうが明らかに強いです。パークがそろった殺人鬼は体感的に数ランク上の強さになります。ランク5クラスがランク1クラスぐらいにはなる感覚です。
そのため、全ての殺人鬼のレベルを同じように上げるよりも、1人の殺人鬼のレベルを上げていく方がオススメです。私はWraithを使いこんで、4つの優秀なパークが運よくレベル3になりました。このぐらいのパーク構成になれば、十分な強さと言えます。殺人鬼のレベル50になっても、新しいBloodwebを出現させてパークをとり続けることができますので、よいパークに恵まれないときはレベルを上げ続けましょう。
殺人鬼のレベルを上げるには時間がかかる(レベル50にするまでに30~50時間くらい?)ため、どの殺人鬼のレベルを上げるか?は重要です。そのため、1人に絞る前に全ての殺人鬼を使って自分に合う殺人鬼を把握するようにしましょう。迷ったらTrapperがオススメです。無限ループ対策あり、フックからの救出対策あり、変な癖なしと非常に使いやすい殺人鬼です。
4.Addon、Offeringを惜しみなく使う
もったいないからAddonやOfferingを使わない・・・というのはやめましょう。AddonやOfferingは積極的に使ってゲームを有利に進めた方が楽です。
一度使ってみなければ、どのくらい有効なのかわかりませんし、強いものになると本当に強いので、惜しまずに使って勝っていくほうがランクが上がるのも早いものです。特にゲームを有利にできるAddonやOfferingには次のようなものがあります。
Addon | 効果 |
---|---|
Honing Stone | 罠にかかった生存者がダウン状態になる |
Campbell's Last Breath | テレポート回数が2回増える |
"All Seeing" - Blood | ステルス中に8m以内の生存者が見える |
Offering | 効果 |
---|---|
Full Moon Bouquet | メチャクチャ明るくなる(生存者を見つけやすい) |
Ebony Memento Mori | 生存者全てを自分の手で殺せる |
5.マップを覚える
2016年9月14日時点でマップは14種類しかありません。マップ名を見て、だいたいどんなマップなのかは把握できるようになっておくことが望ましいです。プレイ中に考える事を減らすために、できるだけ覚えてしまいましょう。
構造物の配置場所は毎回ランダムですが、マップによって何が出てくるか?は決まっています。毎回歩き回らなければマップに何があるのかわからないようだと、ランクを上げるどころか生存者を見つけることすら難しくなってきます。
マップによっては、生存者がミスをしない限り絶対に捕まえられない無限ループもあります。2016年9月23日時点で必ず無限ループがあるマップは7個あります。さらに3つのマップが確率によっては無限ループになります。絶対に無限ループがないマップは4つだけです。無限ループに逃げ込んだ生存者に固執せずに、倒せる生存者を倒していきましょう。
6.初動は自分から離れた発電機へ
殺人鬼と生存者のスポーン地点は必ず離れています。ゲーム開始したら目の前に生存者がいた!ラッキー!なんてことはありません。
そのため、ゲームが開始したら、自分からある程度離れた発電機からチェックするようにしましょう。生存者がいなければ、どんどん遠くの発電機を捜しに行ってください。最初はスポーン地点の目の前にある発電機は探す必要はありません。発電機をチェックする途中で途中で罠を設置したり、地下の位置(※)を把握しておくのもオススメです。
※地下は殺人鬼の小屋(小さい建物)かマップ固有の建物のどちらかに発生します。Shelter Woods、Rotten Fields、Wrecker's Yardはマップ固有の建物がないので、必ず殺人鬼の小屋に地下フックがあります。
7.生存者の気配がある場所はしっかり探す
足跡は10秒ほど残るため、生存者の気配があっても足跡が見えないときは必ず近くに潜んでいます。見つかるのが怖いため生存者は意外と近くにしゃがんでいるものです。木や岩の裏、壁の後ろなどをしっかり探すようにしましょう。
足跡が見つからなくても、しっかり探すべき場所としては次のような場所があります。
- ゲーム開始直後に修理が進んでいる発電機
- ゲーム終盤で修理が進んでいる発電機
- 発電機修理が成功・失敗した音
- フックや罠破壊に成功・失敗した音
- 宝箱の開閉音
- ロッカーの開閉音
- Spies From The Shadowsの音
8.追いかけっこではマップの端に追い込む
殺人鬼のほうが足が速いため、生存者をマップの端に追い込んでいけば、必ず攻撃できます。
生存者をまっすぐに追いかけるとマップの中央に逃げ込まれてなかなか追いつけなくなることがあります。そのため、ある程度の距離を追いかける時には直線的に生存者を追うよりもマップの端に追い込んだ方が効果的です。
9.弱った生存者を優先的に狙う
体力が全快の生存者とダメージを受けた生存者がいたら、ダメージを受けている生存者を優先的に攻撃しましょう。
ダメージを受けている方を攻撃すればダウンさせることができます。ダウンした生存者は回復されるまで戦力外のため、ゲームを有利に進めることができます。単純ですが、強力なので徹底していきましょう。
10.生存者のダウン>肉フックに吊るす
生存者を倒していくときに一番優先すべきは生存者をダウンさせることです。
肉フックに吊るすよりも生存者をダウンさせることを優先させてください。もし、ダウンさせられる生存者がいれば、どんどんダウンさせていきましょう。1人ずつ肉フックに吊るしてから他の生存者を倒す必要はありません。Twitchの配信を見ていると、ほとんど吊るさずに何人もダウンさせている配信者がいます。これは非常に効果的な戦い方です。
ダウンを優先させる理由は、ダウンした生存者を肉フックに吊るすよりも、負傷状態の生存者をダウンさせる方が生存者側の戦力を大きく削れるからです。例えば、4人の生存者のうち1人をダウンさせて肉フックに吊しても残り3人の生存者は行動可能です。しかし、2人ダウンさせれば行動できる生存者は2人だけになり、殺人鬼側が一気に有利になります。
また、吊るしている間に他の生存者に逃げられてしまうリスクも大きいため、攻撃できる機会はできるだけ逃さずに生存者にダメージを与えていきましょう。ダウンした生存者を助けるのは時間がかかるため、複数人をダウンさせておいても意外と救われるリスクは低いので大丈夫です。
そのため、肉フックに吊るすのは、周りの生存者をすべて攻撃し終わってからにしましょう。パークのDeerstalkerがあると複数人の生存者を同時に相手にしやすくなるので非常に有効です。
11.守りやすいフックに吊るして周囲を警戒
生存者を吊るす肉フックはどれでもよいのでしょうか?
もし、あなたがどんな生存者も次々にダウンさせて吊るすことができる!という方ならどこに吊るしてもいいでしょう。ですが、そうでないなら、どの肉フックに吊るすかはよく考えることをおすすめします(もちろん、距離的に運べないときは運べるフックに吊りましょう)。
吊るす場所を考えるときに意識してほしいのは「高ランク生存者はほぼ確実に救助に来る」ということです。肉フックの前でガン待ち(Camp)しない限り、見捨てられる可能性は非常に低いです。そのため、フックに吊るした後にフックからあまり遠くに行くのは賢い選択ではありません。
肉フックの目の前でガン待ちするのはオススメしませんが、救助が来ても対応できるようにフックから一定範囲内でパトロールすることが望ましいです。そのためには、救助されても、もう1回ダウンさせて吊るしやすいフックを選ぶことが重要です。
そういうフックとは「地下フック」「周りに発電機が多いフック」「周りに罠が多いフック」などです。
「地下フック」は救助されにくく、救助した後も脱出しにくい最強のフックです。上手くいけば、救助しに来た生存者も一緒に地下フックに吊るすことができます。
「周りに発電機が多いフック」はとても警戒しやすいフックです。肉フックの周りに発電機が多ければ多いほど、肉フックの近くの発電機をグルグル警戒するだけで、生存者を確実に生贄にしつつ発電機の修理を遅らせることができます。
Trapperを使っているのなら、「周りに罠が多いフック」も非常に強力です。助けに来た生存者や救助された生存者を一網打尽にできる可能性が高まります。Trapperは肉フックの下に罠を仕掛けることもできますし、吊るす肉フックの選択肢の多い殺人鬼と言えるでしょう。
12.最後3つの発電機を近くに集める
ゲームが中盤になったら、最後に残す発電機をコントロールすることが重要です。
最悪なのは、3つの発電機が全て離れた場所になってしまうことです。こうなってしまったら、生存者が初心者だったり人数が少なくなっていたりしないと、翻弄された上に生存者全員に逃げられてしまうことが多いです。
そんな最悪の状況にしないために、最後に残したいと思う発電機3つの周りを警戒しましょう。生存者は殺人鬼が近くにいれば基本的に発電機を修理しませんので、残したい発電機の周りをウロウロしていれば、最終的にそれらの発電機が残ります。
Ironworks of Miseryなどの強力な無限ループがあるマップでは、早い段階から発電機を絞り込んでいくことで、中盤までは劣勢でも終盤を有利に進めることができます。特に地下フックの周り3つの発電機を残すと強力です。
13.時間をかけてランク1を目指す
ランク1は時間のかかる道のりです。ランクは毎月13日にリセットされてしまうため、しっかり時間を取れるシーズンでランク1を目指してください。
ランク20からランク1になるために必要なランクポイント(pip)は85個です。170ゲーム(平均して0.5pip獲得)でのランク1到達が現実的な目標ラインになるかと思います。10ゲームプレイして、6ゲームでpip獲得、3ゲームでpip変動なし、1ゲームでpipを失うと、平均0.5pip獲得になります。
このペースなら40時間程度あればランク1にたどり着けます。ほとんどの試合でpipを獲得できるような上級者でも15~20時間はかかります。
1戦あたりの平均pipと必要試合数、必要時間の関係を表にすると次のようになります。必要時間は1時間で5試合プレイできるとして計算していますので、実際にはもう少しかかると思った方がよいでしょう。
平均pip | 必要試合数 | 必要時間 |
---|---|---|
1 | 85 | 17時間 |
0.75 | 113 | 22時間40分 |
0.5 | 170 | 34時間 |
0.25 | 340 | 68時間 |
最後に:ランク1に近づけば生存者も強くなっていく
生存者ほどテクニックは必要ありませんが、殺人鬼でランク1を目指すのは厳しい道のりです。
ランクが上がっていくと対戦する生存者のランクもどんどん上がるため、4人を生贄にすることが難しくなってきます。私の場合はランク5あたりからほとんどの試合で生存者の中にランク1がいました。ランク2からは生存者の半分はランク1でした。厳しい(涙)。最悪の場合は4人の生存者全員がランク1になります。
Dead by Daylightはゲームバランスに若干課題を抱えており、無限ループポジや強力なパークなど高ランクでは生存者が有利になる傾向があります。そのため、ランクが上がっていくと生贄にできる生存者が減っていきます。最終的には平均2人を生贄にできれば十分です。戦い方によっては殺した生存者が0人や1人でもランクは上がりますので、ランクアップを目指してトライしてみてください。
補足:私の殺人鬼スペック
私がどの程度のレベルのプレイヤーなの?という疑問に答えるために、私自身の殺人鬼としてのスペックを書いておきます。ランク1殺人鬼としては平均的な強さかなと思います。
- ランク1までに294人の生存者を生贄に(計3シーズン)
- ランク1まで真剣なゲームは全てWraith(レベル36)でプレイ
- パーク構成はIron Grasp、Deerstalker、Spies From The Shadows、Shadowborn(全てレベル3)
- ランク8からランク1に64戦で到達、平均0.55pip(バグ、強制終了を除く)
- ランク8からランク1まで平均2人殺害(生贄、出血死、メメント・モリ、DC)
- ランク8からランク1まで平均11,333Bloodpoint獲得